木造大空間
テクノロジー紹介、デザインアイテム
2022年10月25日

北海道の住宅は他の地域と比べてリビングが大きいとの印象を受けます。冬の季節に家にこもることが多いのが要因かもしれません。

多くの方々が柱のない広いリビングに憧れを抱き、さらに窓(開口部)も暖房効率を気にしながらも大きなものを好まれる傾向があります。このように大空間・大開口を実現するために木造住宅の場合は木材の強度の制約を受けます。

通常の木造在来工法ですと柱の間隔は4間(3,640mm)以内に納めるように設計されます。

4間幅のリビングというと決して広々とは言えないような気がしますね。

 

柱の間隔をさらに飛ばすためには以下のような手法があります。

・大断面の集成材の梁を使用する。(それほど延長はできないです)

・一部に鉄骨の梁を使う(計算が必要ですし、重く長い梁は柱が耐えられなくなります)

・木造トラス(どちらかというと大規模木造建築で使用することが多いです)

・金物工法(金物による接合部の補強、I型ビームの形成など)

 

金物工法の1つにストローグ(stroog)製品があります。この工法で建てた住宅の事例をStroogのHPより紹介します。STROOG|ストローグ

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