コンポスター
テクノロジー紹介
2021年6月1日

キッチンのプランニングにおいてゴミ箱スペースの検討は重要です。
特に生ゴミのスペースについては臭いや衛生面もあり悩むことが多いです。

ちなみに札幌市の例では生ごみの割合は燃やせるゴミの約半分が生ごみとなっており
ゴミステーション、収集作業、焼却処理とあらゆる面で厄介者となっているとのことです。
このため市では家庭内での生ゴミ堆肥化処理を推奨し補助金などで助成を行っています。

生ごみの処理には大きく分けて2通りの方法があります。電気機器による乾燥処理と微生物分解処理です。
微生物分解方法にはいくつか方法がありますが代表的な例として「コンポスター」によるものがあります。

コンプスターとはプラスチック製の大きなバケツのような容器(ホームセンターなどで売っています)を使います。
この容器は底が無く、庭などの土に接して設置します。この土の中の微生物やミミズなど働きで堆肥化が可能になります。
これで家庭菜園やガーデニングをされている家庭では良質の堆肥を手にすることができます。

コンポスター方式以外にも生ゴミ堆肥化の方法があり、札幌市のホームページでも紹介されています。
興味がある方は検索してみてください。

最後に生ゴミは焼却すればCO2を排出し環境負荷となりますが、堆肥化することで資源となり、
SDGsへの取組みに繋げることもできます。

 

 

 

 

 

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