真冬の換気
テクノロジー紹介
2020年12月4日

コロナ禍を通じて家庭内のウィルス感染対策として、換気の重要性が謳われています。

ですが冬に換気をすると当然、暖房した空気も排出され、寒風が室内に入ってきてしまいます。

特に寒冷地北海道の厳冬期に15分も窓を開けるのは困難ではないでしょうか?

建築基準法ではシックハウス対策として24時間運転の換気扇を設置することが必須となっています。ですが、一般的な換気扇を回すことは冷気が入り込むため止めてしまったり、吸気口を塞いでしまうケースも多いようです。

こうなると益々室内の空気が淀んでしまうことになります。

こうした課題を解決するための方法のひとつとして換気をしても室温を下げない熱交換換気システムがあります。換気によって逃げる暖房エネルギーを熱交換装置で回収が可能です。

例えば冬の筆内温度が20℃、そのと気温が0℃とすると窓を開けた換気をすると0℃の詰め改空気がそのまま入ってきてしまいます。熱交換装置を使うと15℃程度で新鮮な空気が入ってきます。性能としては90%前後の熱を回収可能です。

熱交換システムには天井裏に換気機械を設置して各室とダクト配管で繋ぐダクト方式と壁付け機器を各室に設置するダクトレス方式があります。

それぞれにメリット・デメリットがありますが詳細は改めて。。

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