ロートアイアンとは本来ヨーロッパの伝統的な鉄製工芸です。
古くからヨーロッパの建築では、門扉、フェンス、階段の手摺り、窓枠などに見ることができます。
最近では日本の住宅でもフェンス・看板・表札や妻飾などに使われることが増えてきました。
この建築部材を創るためには鉄を炉に入れて、赤くなるくらいまで熱し、ハンマーで叩いたり、延ばしたり、曲げたりして多様な形へと形成していきます。 こうして作られた物を「鍛鉄(ロートアイアン)」といいます。
ロートアイアンの部材は既製品もありますが階段の手摺りなどはオーダーメードで制作されます。オーダーメードの場合は図面を作成し見積をして、発注することになります。
近年ではすべてオーダーメードではなくて既製品の部品が販売されており、組み合わせてデザインすることも可能です。
ロートアイアンをデザインのポイントに適宜採用することで個性的で素敵な住まいとなるでしょう。