ルーバー天井
デザインアイテム
2022年6月28日

天井仕上げ材にはクロスや塗装、板張りなどがありますが、最近ではルーバー仕上げの人気が高まっているようです。

ルーバーとは羽板と呼ばれる細長い板を、平行に等間隔の隙間をあけて並べたものです。このルーバーを天井面に設えたものをルーバー天井と呼びます。

ルーバー天井とすることで天井面にデザインとして凹凸が生じ奥行き感が出ます。これを部屋のアクセントとして利用することが有効です。またルーバーの隙間を通じて上階の窓の光を通したり、関節照明を仕掛けたりすることも可能で、こうした光の演出と組み合わせると有効です。さらにエアコンや換気口などの目隠しとしても使用可能です。

ルーバーの素材には木やアルミ、樹脂、ガラスなど様々なものがあります。素材や色を選ぶことで様々なスタイルのデザインの演出も可能です。たとえば天然木を使うことでナチュラルスタイルにも、アルミやガラスを使うことでクール・モダンスタイルにも応用できます。

天井全体にルーバーを設置すると重たい感じにもなる可能性があります。リビングの一部の下がり天井として設置することが有効な場合があります。

ルーバー天井は魅力的である一方、注意点もありますので設計者と十分協議して採用するのがおすすめです。

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