寒冷地といえども夏にエアコンは必至となりつつあります。

リビングのインテリアにこだわりを持ってデザインするほど、なかなか大きな壁付けのエアコンとは統一感をとれないものです。自然光を取り入れるために天井高の窓や高窓を採用するとますますエアコンを設置する場所に苦労するものです。

残り少ない設置場所がＴＶの上くらいしか残されていないケースもしばしばです。

 

こんなとき、解決策の一つとしてエアコンを壁面に埋め込みルーバで隠す手法があります。

以下にいくつか例を掲載します。（Pinterestより）

確かにインテリアデザインとして統合感を出すことができていると感じられます。

この手法も一方ではデメリットが存在します。

エアコンは暖かい空気を吸って冷たい空気を出すわけですから、この吸排気が阻害される設置にした場合にはトラブルが生じる可能性があります。

 

また、エアコンを隠すルーバなどは造作家具になることが多く、その場合のコストは割高となることが多いでしょう。

このようなことを考えると冷房も全館空調型のダクト方式として天井や床の吹出口から冷風を送るのが良いのかもしれません。