省エネ等級
テクノロジー紹介
2022年3月3日

国は2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、住宅の省エネルギー性能を一層向上させる方向で政策を進めています。

この住宅の性能向上とは家の断熱性能を高め、エネルギー消費量を小さくすることです。このための基準としては断熱等級と一次エネルギー消費量等級があります。

 

現在の断熱等級は等級1~4となっており、等級4が最高等級です。一次エネルギー消費量等級は等級5が最高等級です。

国はこの等級にさらに高い等級を定めていくことにしています。断熱が等級5、一次エネルギー消費量は等級6です。

また更に今年(2022年秋)にはまたさらに高い等級を計画していますることを発表しています。これに併せて税制優遇、金融(フラット35)、補助金を合わせて国全体の住宅性能を高めたいと考えています。

この影響は住宅の取得コストを間違いなく上げていくことになるでしょう。しかし悪いことばかりではありません。断熱性の高い住宅は少しのエネルギーで冬温かく、夏涼しい家となりますし、エネルギー価格が高騰を続ける中で冷暖房費をゼロに近づけることも可能です。長い目でみれば結局お得になることになると思われます。

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