制震装置MIRAIE Σ
テクノロジー紹介
2021年11月30日

当たり前ですが、地震の被害は地面が揺れることで起こります。

建物の地震被害を防ぐということは地面の揺れを建物がどのように処理するかで大きく3つの方法があるとされています。

・耐震

建物を頑丈に作り、地震の揺れに耐える方法です。建築基準法に定められた方法でもあります。

・免振

地面の揺れと建物を隔離する方法です。建物の下にゴムやバネなどを設置し地面の揺れが直接、建物に伝わらないようにします。

・制震

建物の揺れを制震装置などにより吸収、減衰する方法です。

 

住友ゴムの「MIRAIE」は住宅用の制震装置です。この「MIRAIE」が最近グレードアップしました。

従来の制震性能に加えて耐震壁としての性能が付加されました。つまり耐震と制震を併せ持つ商品「MIRAIE Σ(シグマ)」となりました。

これまでは耐震性能を満たすように筋交いや構造合板等で構成された耐力壁と併せてMIRAIEなどの制震装置の入った壁を設置しなければなりませんでした。このため、壁の量が余計に増えてしまいました。

新しい「MIRAIEΣ」では耐震壁も兼ねることができるため、耐震性をそのままに建物全体の壁を削減でき、より開放的な建築空間を実現できるようになります。

 

PAGE TOP