リビング階段にはスチール製のオープン階段が事例として多いのですが木製のオープン階段も選択肢としてあります。
鉄骨階段はフレンチ調デザインやスタイリッシュデザインなどにはとてもマッチすると思いますがナチュラル系や北欧デザイン系には寧ろ木製階段の方がマッチします。
木製階段も箱型ではなくオープン型にすると開放感が生まれますね。
ところで既製品の木製階段を採用しようとするとカタログを見てわかるのですが手摺子の密度がとて
も多いです。メーカの立場からは落下防止のため手摺子の感覚を11cm以下にしないといけない自主規制が働いているようです。そうすると急にデザインが野暮ったい感じになってしまいます。少しクラシックな印象になります。
それはそれで悪いわけではないのですが、現代的なアレンジにするためには手摺子を間引きましょう。
スチール製階段の場合は殆どがオーダー品なので手摺子の感覚やデザインは自由です。この
ためにスチール階段の手摺子は最低限ですっきりした感じで一方、木製階段は古臭いというイメージが出来てしまっているのかもしれません。木製階段もデザイン次第でかっこよく、かつ柔らかみある印象になりますよ。
木製階段の既製品には様々な色の選択が可能です。とはいってもドアや床のバリエーションと同等の選択肢となります。白いオープン木製階段はとてもロマンチックです。
親柱のデザインはいくつか選択肢がありますがシンプルなデザインが良いと思います。
ということでリビングオープン木製階段も採用検討してみることをお勧めします。